出来る理由を考えよう
以前の生徒さんの親御さんから、「自ら練習するようにならない」とご相談を受けたことがあります。その時、いくつか提案をしましたがそういったご相談をされる親御さんは必ずと言って良いくらい、頭ごなしに否定され出来ない理由を沢山述べられます。
出来ない理由に対しては饒舌で、出来る事に目が向いていないのです。
講師も一緒に考えますが、お子さんと一番一緒に過ごされている親御さんの方がお子さんの事を良く知っていらっしゃいます。私の提案やアドバイスが必ずしもそのお子さんに合っているとは限りません。あくまで一般論での考えや、こうじゃないか?と私なりの解釈を話しますが、その事に対しても全否定される方はもう頭の中で誰に何を言われてもそのように決めつけられてしまっているのでしょう。
親御さんが出来ない目線でお子さんに接すると、それで良いもんだと思うようになります。
子供はスポンジのように吸収が早く、また物事を知らないから何でも鵜呑みにします。親御さんの事も見ているので真似します。
だからこそ、考え方を柔軟にしてお子さんに接しましょう。これが出来るあれが出来ると出来る事に着目していると出来なかったこともいつの間にか出来るようになったりしています。
また、その親御さんはご自身のお子さんに嫌われたくないから「練習しなさい」と言えないとも仰っていました。腫れ物に触るように育てますと、お子さんも同じようになります。
子育ては親育てともいいます。お子さんと一緒に親御さんも育ちましょう。
親であっても大人であっても一人の人間です。苦手な事、言えない事もあります。子供はそれすら見抜きます。全てお見通しです。包み隠さず腹を割ってお子さんと面と向かってお話しする事です。しっかりお話しすれば、大切にしているからこそお互い分かり合えますし、親子の絆が強く結ばれる事でしょう。そしてたいせつなことは、親だからって大人ぶらずにお子さんを一人の人間として認め、尊重し対等にお話しすることですね。
私もごく平凡な人間ですが、ご縁を大切にヴァイオリンが楽しく弾けるよう指導させて頂きます。
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