コンクール審査員🎻
先日、僭越ながら全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの東京2予選の審査員を務めさせていただきました。
梅雨の時期なので、湿気が凄くて気温の変化も激しいここ最近、羽織るものを忘れてしまい冷房ガンガン効いていたら風邪ひくかしら?という心配をよそに、審査に集中して過ごすことが出来ました。
皆さんよく練習され今日を迎えられたと思います。良く弾けていました。コンクールの内容は詳細は書きません。
時代はかなり変わり、ヴァイオリン上達の手段の1つとしてコンクールを受ける事はとても良いことと思います。
①他の先生の講評を頂ける
②ステージで演奏するので、人前でのパフォーマンスの礎になる
③コンクールという舞台へ向けて事前に計画を立てて練習するので、中長期的な見通しが立てられるようになる
④発表会と違い、同じ年代の演奏も聴けたり違う緊張感を味わえる
⑤目標や目安の1つになる
⑥音色の違いが出てくる
絶対とはいいませんが、講師からコンクールの話が出てきたらそれはそれなりの要素と実力がついてきていて、試すチャンスだとポジティヴに受け止め、勉強が、他の習い事が、ご家庭が、忙しくても是非受けていただけたらと思います。
そして、注意したいのはコンクールはあくまで通過点。それが全てではないということです。コンクールを受けているから凄いとか、良い点数取れて凄いとか、確かにそれも凄いですが、逆にそれが本人の思うように上手くいかなかったとしても、がっかりすることはないのです。それが全てではありません。
今コンクールは増えていて様々で、色々なグレードや視点で行われていると思います。昔からあるめちゃくちゃ有名なコンクールから、最近できたコンクール。
一つのコンクールでとても良い点数だったとして、他のコンクールで散々な講評と結果ということもあり得るのです。それもヴァイオリンと一緒に成長する1つのポイントです。だからと言って落胆せずまた練習すれば良いのです。あくまで上達の1つの方法です。
ちょっと厳しめ、現実的なブログになりました。
コンクールはポジティヴに楽しむべしです。
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