🎻レッスンへの心構え①初心
習い事は全てに当てはまる事かも?しれませんが、色々な視点から考えて思う事等、諸々含めて習う事に対する心構えを書いてみようと思います。
まず最初に、習い事へ通うようになった頃って、誰でもそうだと思いますがわくわくと興味があったのではないでしょうか?その頃を思い返してみてください。
その時は、どんな気持ちでしたか?
「こんな風に弾けるようになりたい」
「楽しそう」
「これ弾きたい」
どうですか?こんな気持ちでしたら上達に向けて比較的真っすぐに行くかと思います。
一方で、
「情操教育に良いと思う」
「教養」
子を想う親御さんが、子供の気持ちとうまくリンクしていて上記の言葉があればよいかなぁと思いますが、お子様の本音はどうかな?
「親がやらせた」
「ドレスが着れるから」
お子さんの気持ちは分かりやすいようで、複雑な時もあります。
過去に沢山の生徒指導をさせて戴いていますが、ご本人の気持ちとご家庭の諸事情、親御さんの気持ちが複雑に絡み合っていることが多く、本音を語りあえていないご家庭もあるのが現実です。
ヴァイオリンは今日習って、明日弾ける楽器ではありません。
何年も何年も掛けて、コツコツとご本人と講師で積み重ねていくのです。
上記にあるように、ヴァイオリンを通し大切で磨かれるのは感情、情緒、創造、個性、音感、センス、道徳的な意識や価値観です。楽器演奏の習得は実質的には目に見えにくく掴みどころが無いものかもしれません。講師だけが一方的に指導して身につくものでもありません。ご家庭の理解とサポートが必要不可欠です。
それで何年もレッスンしていると、いつの間にか忘れているのが
「初心」
なのです。
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